ペトロバラディン要塞

ペトロバラディン要塞は長年の間、ドナウのジブラルタルとして知られていました。ノビ・サドのドナウ河対岸の丘に1692年から1780年にかけて、フランスの軍事技術者ボーバンが考案した築城法により建設されました。

要塞はバロック様式の2階建てで、現在、1階は芸術家のアトリエとして使用されており、観光客も見学することができます。2階はホテル、ノビ・サド市立博物館が収容されています。

要塞の地下には回廊が4層にわたり建築されていて、これらを結ぶトンネルの総延長は16kmにもおよび、現在は、一部が一般に公開されています。

城壁の稜堡の一角に立つ時計台は、そのユニークさで要塞とノビ・サドのランドマークになっています。このバロック様式の時計台は長針が時間を、短針が分を示します。これはドナウ河を航行する船乗りたちに、遠くからでも現在の時間がすぐにわかるように工夫したものです。