鍾乳洞


レサブスカ・ペチナ

東セルビアのデスポトバッツの町から20kmのゴルニャ・レサバ地方にあり、8千万年前に生成されたセルビアで最も古い鍾乳洞のひとつです。 レサブスカ・ペチナは土地の羊飼いには悪天候の時に羊を避難させる場所として昔から知られていましたが、1972年から一般にも公開されるようになりました。全長4.5kmのうち、2,830mまで詳細な調査が終了しており、観光客は800mの深さまで見学できます。鍾乳洞の中は年間を通じて温度が常に一定の7℃で、湿度は80%から100%です。 鍾乳洞の内部にはさまざまな広間、通路、石柱、鍾乳石、石筍があります。鍾乳洞の造形は入口近くからすぐに見ることができます。鍾乳洞は炭酸カルシウムが溶けて沈殿することから生成され、溜まっている水の色は底に沈殿している鉱物によって異なります。ここでは赤(酸化鉄)、白(方解石)、黄(泥)の3色を見ることができます。 見学はらせん状の通路に沿って一方通行で行われています。回廊は二層にわたり、いくつかの広間を通り抜けますが、上層の回廊には4つの広間があります。最初の広間は黄色の方解石の柱が林立して天井と床を結びつけていることから「列柱の間」と呼ばれています。2番目の広間は「ハチの巣の間」と呼ばれ、天井が鍾乳石で覆われており、今もまだ生成中です。2番目と3番目の広間はここだけで見ることのできる赤角礫岩のトンネルでつながっています。「峡谷通路」は鍾乳洞で一番乾燥している部分で、ここには鍾乳石はありません。「峡谷通路」を行くと3番目の広間に到着します。ここは石斧や石槍の穂先が発見されたことから「歴史の入口の間」と呼ばれています。4番目は「水晶の間」と呼ばれ、ここでは「つるし羊」「ゾウの足」などと呼ばれる鍾乳石や石筍が絡み合ってできた造形を見ることができます。 レサブスカ・ペチナは11ヘクタールの面積で、保護天然記念物に指定されています。 ご案内(セルビア語、英語) JP “Resavska pećina” Milosava […]

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セルビアの鍾乳洞は自然現象が作り出した特異な造形美術が観光のディスティネーションとして人気の呼び物です。大きな鍾乳洞は東セルビアに多くあり、現在見学できる鍾乳洞は7か所です。

一般に公開されている鍾乳洞でよく知られている所は、レサブスカ・ペチナ、ズロツカ・ペチナ、ライコバ・ペチナ、ポトペチカ・ペチナ、ボゴビンスカ・ペチナ、ストピチャ・ペチナです。なお、ペチナはセルビア語で鍾乳洞を意味します。

ご案内(セルビア語、英語)

セルビア鍾乳洞連盟

Federation of Speleological Organizations of Serbia
Zmaja od Noćaja 9, 11000 Beograd
www.speleo.rs
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