鍾乳洞


リソバチァ

リソバチァ鍾乳洞は、ベオグラードから南に76kmのアランジェロバッツ近くの丘の上にあります。鍾乳洞は入口から150mが公開されており、考古学者や、先史時代生物、洞窟学を研究する学者の注目を集めています。 この鍾乳洞の調査・研究は1950年代に開始され、氷河時代の動物の骨、石器や骨角器が多数発掘されています。 ここで発掘された動物の骨は10万年前の第4氷河期時代のものと推定されています。この時代は天候が大きく変動したために、動物の群れが凍結した中央ヨーロッパから南ヨーロッパ、その先の北アフリカに至るまで移動しました。このため、リソバチァ鍾乳洞で発見された動物の骨は、パンノニア平原から南ヨーロッパに向かって移動していた草原に住む動物の骨が多いのです。最も多く発掘された動物の骨は、ホラアナグマのもので、その次に野生馬、野生ロバ、ホラアナハイエナ、キツネ、ホラアナライオンと続きます。 旧石器時代は人類が生息していた最も古い時代です。リソバチァ鍾乳洞は、旧石器時代の地下博物館になっており、当時の一家族の生活を人形で展示しています。火の周りに集まっている家族、狩猟から帰って来た男性、石を削って武器を作っている男性、薪を持ち込む女性などが展示されています。 リソバチァ鍾乳洞で発掘された道具類は、ドナウ河の南部に先史時代の文化が存在したことを科学的に証明した最初の例です。バルカン半島で旧石器時代の文化、人類の居住地が発見された土地として非常に重要なので、リソバチァ鍾乳洞は天然記念物として保護されています。 ご案内(英語、セルビア語) アランジェロバッツ国立博物館 Aranđelovac National Museum […]

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セルビアの鍾乳洞は自然現象が作り出した特異な造形美術が観光のディスティネーションとして人気の呼び物です。大きな鍾乳洞は東セルビアに多くあり、現在見学できる鍾乳洞は7か所です。

一般に公開されている鍾乳洞でよく知られている所は、レサブスカ・ペチナ、ズロツカ・ペチナ、ライコバ・ペチナ、ポトペチカ・ペチナ、ボゴビンスカ・ペチナ、ストピチャ・ペチナです。なお、ペチナはセルビア語で鍾乳洞を意味します。

ご案内(セルビア語、英語)

セルビア鍾乳洞連盟

Federation of Speleological Organizations of Serbia
Zmaja od Noćaja 9, 11000 Beograd
www.speleo.rs
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